3.イルカに逢った夏
作詞:相田毅
作曲:野崎昌利
毎日が バケツをひっくり返したような雨
今年はとうに 夏をあきらめた
部屋の隅 中古のサーフボード出番がない
うらめしそうに 空を睨んで
そんな夏に 岬の海泳いでいる人を見た
美しい イルカのような君を
夏のせいじゃない こんな出逢い方したのは
神様が仕組んだ 雨の午後
肩の水着が 少しずれてのぞいてる
白い肌は街の人の色さ
太陽が 意地悪やめて顔出した午後
君とよく 浜に寝転んだ
陽焼した オイルの匂いツンと鼻をついて
薄目開け そっと見つめる
耳を飾る 小さな銀のピアスをとる仕草
なんだか 大人びている眩しい
夏のせいじゃない 喉の奥カラカラなのは
水平線に囲まれた この島で
息を吸い込み 海の中君と潜って
何かを探すように泳ぐ二人
夏のせいじゃない 君を好きになりかけてる
帰る日を聞くのが 辛いね
波に乗るように うまく気持ちを言えたなら
さよならの言葉を止められたなら
夏のせいじゃない こんな出逢い方したのは
神様が仕組んだ 雨の午後
肩の水着が 少しずれてのぞいてる
白い肌は街の人の色さ
夏のせいじゃない 君を好きになりかけてる
帰る日を聞くのが 辛いね
波に乗るように うまく気持ちを言えたなら
さよならの言葉を止められたなら
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